お振袖 草履とバッグ

2018年08月03日
2D89E059-2D03-4919-925F-53151812C4E1

正絹帯地 草履バッグ

草履とバッグのお話

今回は、草履とバッグをご紹介致します。

一言で草履と言っても、革靴やスニーカーのように

TPOに合わせて種類があります。

お振袖は、ミセスの第一礼装ですので、

格の高い草履をお選びになる必要があります。

では、草履の格とは何かと申しますと、

簡単な見比べ方は、かかとの高さです。

かかとが高い程、格が上がり、草履台の
重なっている枚数が多ければ更に格が上がります。

一般的には、礼装用の草履は三枚の草履台、

いわゆる三段になっている物が多いのですが、

お振袖用になると、五段の物などもあります。

ただ、近頃は身長も高くなり、

草履のサイズが2L以上の方も珍しくありません。

その場合、二段のかかとの物もありますが、
それでも構いません。

サイズ選びも独特で、草履から踵が1cm程出るのが

丁度良く、綺麗な着姿になります。

これは、着物の裾を踏まないようにと言う

意味合いもあります。

ただ、普段履きなれていない為、

足が痛くなってしまう事もありますので、

丁度良いサイズをお選びいただいても

良いと思います。

バッグは、正絹帯地や、佐賀錦、

輪奈織、合成皮革の物など、

いろいろな生地で作られており、

草履とセットになっていることが多いです。

お振袖に合わせて、お好きな草履とバッグを

見つけてください。

春と、秋には、小物合わせの会を

お店で開催しておりますので、

是非ご参加くださいませ。

鎌倉 きもの蔵人みやもと 半田賢祐