振袖によく使われる柄とその意味!
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鎌倉 きもの蔵人みやもと 半田賢祐
振袖選びを始めても、普段目にすることもない振袖を選ぶのはとても難しいと思います。
どれがいいか聞かれてもよく分からなくて、
言葉につまってしまうのではないでしょうか?
とにかくまずは、分かりやすく生地のお色からお選びになられると良いと思います。
自分の好きな色や、着てて落ち着く色の振袖を見つけます。
そし次に、柄の大きさや、全体の雰囲気を見て、
好みを見つけて行くのですが、
そんな振袖選びの際に、柄の意味なども知っていると、
さらに楽しくなると思います。
振袖によく使われる柄

〇牡丹
「たてば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はユリの花」
と昔から女性の美しさを表現してます。
牡丹は、花弁が幾重にも重なりふっくらと咲くため昔から、
「豪華」「幸福」の象徴とされおます。
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〇菊
長寿を象徴する吉祥文様
「菊を飾ると福が来る」と言われます。
無病息災や、邪気を払い心身の安定を意味します。
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〇毬
女性らしさ、かわいらしさの象徴。
「子供が丸々と育つように」
「何事も丸く収まるように」
子供の幸せを願う親の願いが込められた柄です。
「魔除け」の意味もあり、嫁入り道具として持たせる風習もありま。
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〇束ねの熨斗
熨斗が重なりあう事で、多くの方から祝福を受ける意味を持ちます。
長く伸びる様子は、幸せが永く続くようにとの意味が込められています。
元々は、アワビの肉を薄く引き伸ばして乾燥させたものを儀式で使用していました。
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〇松
松は、吉祥文様の代表的な文様です。
風雪や酷暑にも耐えて常緑を保つことから、
「延命長寿」の印とされます。
〇藤
垂れ下がる花穂は、天と地を繋ぐもので、
紙が降臨する時の雲を意味します。
物静かで気品のある女性を「藤の花のよう」と評したりします。
「長寿」「子孫繁栄」の意味を持ちます。
よく使われる文様をいくつか紹介いたしました。
振袖によって、色々な文様が使われていたり、同じ柄でも
描き方が違ったりしますので、是非見比べてみてください。
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鎌倉 きもの蔵人みやもと 半田賢祐


